AASはGoogle Apps Script(GAS)で開発された,Webベースのアプリケーションですので,最新のブラウザから起動すれば,パソコン,スマホ,タブレットなど,どのようなプラットフォームであっても基本的には動作します。
ただし,図やヒントボタン,表スライダー等,複雑な表示を要求するアイテムを配置すると,スマートフォンやタブレットからうまく表示できないことがあるため,Windows,Mac,およびChromebookで動作する最新のchromeブラウザ上で起動することを推奨しています。
複雑な表示を要求するアイテムを配置すると,スマートフォンやタブレットからうまく表示できないことへの対応として,AASでは,設定ファイルにおける学習場面の名前を,||(2文字連続の半角縦棒)で区切ると,それ以降の文字列が無視される仕様としています。
これにより,スマートフォンやタブレット用に,単純なアイテムのみを用いた画面を用意しておけるようになります。
例えば,
学習場面A||PC / e.g. Windows, Mac, Chromebook ・・・#1
学習場面A||Tablet / e.g. iPad, iPhone, Android ・・・#2
としておいて,PCから学習する際は,学習者に#1のメニューを選択してもらい,複雑なアイテムを配置した画面を表示させます。
スマホやタブレットからの学習者が,複雑な表示ができずに画面が乱れてしまった際には,#2のメニューを選択してもらい,単純なアイテムのみで構成された画面を表示させます。
#1,#2のいずれを選択した場合も,「学習場面A」という同じ学習場面の扱いとなるため,PCからの学習者であっても,タブレットからの学習者であっても,同じみんなの広場が表示され,意見を共有することができます。
この機能を用いることで,次のような学習場面の展開も可能となります。
まず,
学習場面B||【個人】 ・・・#1
学習場面B||【話し合い】 ・・・#2
として,個人の意見を送信する場面#1と,話し合いの場面#2を,同じ「学習場面B」の扱いとして設定します。
次に,授業者は#1のみを解禁しておき,学習者は#1の場面で個人の意見を送信して,みんなの広場で共有します。
最後に,授業者が#2を解禁し,学習者同士でみんなの広場に共有された意見を参考にして話し合った結果を送信します。
これにより,「学習場面B」では,個人の意見を参考に,話し合われた意見も,同じ学習場面として共有されます。
なお,みんなの広場では#1【個人】の場面として投稿された意見か,#2【話し合い】の場面として投稿された意見かは区別されて表示されますので,学習者が混同してしまうことは防げるかと思います。また,授業者が学習者に対して,送信の時間を明確に指示することで,さらにはっきりと区別することができると思います。